バイアグラは飲み過ぎや飲み合わせに注意!

飲み過ぎると重い副作用が起こる危険アリ!用法・用量を守ることが大切

バイアグラは、性交の1時間前に服用するのがベストタイミングです。およそ20分から1時間で効果が出てきて、約30分後に血中濃度が最大になります。3時間から4時間後には効果が半減します。効果はおよそ5時間続きます。服用間隔は、必ず24時間以上空けてください。

脂肪の多い食事を摂ると効果が落ちるので、空腹時に飲むか、食後に2時間以上空けて飲むことが大切です。

量が多すぎると副作用が起きる可能性もあるので、用量や用法は医師から指示された量を守ってください。

副作用として頭痛や顔のほてりなどが報告されています。これらの副作用は、血管が開いて、血流がよくなるために起こります。性交に支障が出るほど強い症状ではなく、次第に慣れていくでしょう。また、このような副作用が出ているということは、バイアグラが効いているという証拠ともいえます。

一方、極少数とはいえ、副作用による死亡例もあることは事実です。これらの死亡例は、高血圧や脂質異常症、動脈硬化、糖尿病や心疾患などの既往症を1つ以上持っていた状態でバイアグラを使用したり、用量用法を守らずに使用したりしたことで起こっています。

バイアグラを使うときは、自分が使っても大丈夫かどうか、きちんと医師の診察を受け、用法・用量を守って使いましょう。

硝酸剤を使っている人や心血管系の病気の人、肝機能障害の人はバイアグラを使えない!

持病や服用中の薬によっては、バイアグラを使えないので注意しましょう。

硝酸剤や不整脈の薬を使っている人は、バイアグラを使えません。硝酸剤は、血圧を下げる効果のある薬です。狭心症の治療に使われます。硝酸剤とバイアグラを一緒に使うと、急激な血圧低下を起こしてしまう恐れがあるのです。肺高血圧の治療に使われるsGC刺激剤という薬も、同じ理由で、バイアグラとは併用できません。

また、不整脈の薬「アンカロン錠」を飲んでいる人も、バイアグラを服用できません。2つの薬を併用することで、脈が乱れることが報告されています。

これらの薬の服用が必要な、重い心血管系の病気を持っている人は、必然的にバイアグラを服用できません。

最近6か月以内に心筋梗塞を経験した人や高血圧・低血圧の人、脳梗塞や脳出血などを起こしたことのある人も、バイアグラを服用できません。バイアグラの作用で血管が広がることで、症状が悪化し、命にかかわる事態に発展する可能性があります。

重い肝機能障害のある人は、バイアグラの効き目が強くなりすぎて、重い副作用が起こる恐れがあります。

網膜色素変性という目の病気の人も、バイアグラの使用は禁忌です。

バイアグラの使用を検討している人は、病院やクリニックを受診しましょう。受診する際は、今までにかかったことのある病名が分かるようにメモなどにまとめておきましょう。また、今服用している薬の名前が分かるように、お薬手帳も持参しましょう。医師は、これらの情報を元に、バイアグラを使っても問題ないか判断します。

血圧を下げる薬や一部の抗生物質は併用注意!多量のお酒やグレープフルーツも避ける

バイアグラを処方してもらうときは、お薬手帳を持参しましょう。バイアグラは、特定の薬と併用すると、副作用のリスクが高まってしまいます。そのため、今飲んでいる薬が、バイアグラと飲んでも問題ないか、医師にチェックしてもらう必要があります。

バイアグラには血圧を下げる効果があります。そのため、降圧剤やα遮断剤など、血圧を下げる薬と併用すると、副作用が起こりやすくなります。血圧が下がりすぎると、めまいや脱力感、ひどいときには失神することもあるので、注意が必要です。

また、一部の抗生物質には、飲み合わせに注意が必要なものがあります。ケトコナゾールやエリスロマイシンと呼ばれる抗生物質は、バイアグラの成分が代謝されるのを妨げてしまいます。すると、バイアグラの成分が身体の中に蓄積し、効き目が強くなりすぎて、副作用が起こりやすくなるのです。

持病の治療などで薬を飲んでいる場合は、必ず医師に報告しましょう。

アルコールには、血管を広げる作用があります。そのため、多量のアルコールとバイアグラを一緒に飲むと、血圧が下がりすぎてしまうので、注意しましょう。適量のアルコールであれば問題ありません。

グレープフルーツや、グレープフルーツ果汁が入ったジュースにも気を付けてください。グレープフルーツにはフラノクマリンという代謝酵素が含まれていて、これがバイアグラの作用を強めてしまう可能性があるといわれています。